「Chiki! Chiki!」冬号、
今回の「MoBA バナナアート美術館」は、
琉球張り子アーチスト豊永盛人さんにお願いして、
身長42cmの巨大張り子「チキータちゃん」をつくってもらいました。
作品のモチーフは、そうです、
あのバナナラベルでお馴染みのミスチキータです。
チキータちゃんの首を抜くと、
体内からニョロニョロと黄色いヘビのような物体が出てきました。
これは「つながったバナナ」を表現しているそうで、
なるほどたしかに、よーく見ると、
バナナにしがみついたサルまで細かく描かれています。
頭上にのせたカゴの中のフルーツ類も、ひとつひとつが張り子細工。
そのセンスと職人技、これぞ豊永ワールドです!
世界の名だたるバナナラベル愛好家たちでさえ、コスタリカのバナナラベルが目の前で貼られていくのを見て大興奮。もちろん、ぼくも夢中でシャッターを切ってました。(笑)
チキータのブルーラベルを中央にあしらった黄色いエプロンをご覧ください! これぞ紛れもないチキータ・コスタリカの作業風景。バナナにラベルが貼られるその瞬間です。洗浄を終えたばかりのバナナの房に、濡れたままの状態で手際よくラベルが貼られていきます。濡れていてもくっついてしまうんですね!
作業中の女性に声をかけて、まるごとラベルをもらってしまうコレクターたちは困った見学者だと思われただろうなぁ……でも、これ以上はない素敵なお土産です。
どうなってるかというと……こんなふうにプカプカとバナナがプールを泳いでくるわけです。このプールに入るまえには選別が終わっていて、プールに入れなかったバナナたちは家畜の飼料になるのだと教えてもらいました。
バナナラベルを貼り終えて乾燥機をくぐったあと、その場で計量してカートンに詰められていきます。ここでもブルーラベルをプリントした黄色いエプロンが……ああ、まぶしすぎます!
その後、カートンは中2階に運ばれて、きびきび働くお兄さんたちの手で木製のパレットの上にまとめられていきます。ほんとにきびきび休みなく働いてましたね。そして、その先には……
ジャーン!!! チキータの大型トレーラー! すごいでしょ、ホンモノです。アメリカ本土でないと見られないと思っていたから、いやぁ……感動しました。
バナナラベルだけでなく、大胆で先進的な輸送手段もまた、チキータの大きな特徴なんです。巨大艦隊の編成や鉄道の敷設とならんで、70年代、80年代のチキータを象徴したのが、この白い大型トレーラーでした。もちろん車体の白は“WHITE FLEET”として世界に鳴り響いたチキータの巨大バナナボート艦隊の船体に由来しています。
チキータ農場のレポートは、まだまだ続きます。次回の更新をおたのしみに!
バナナラベル国際会議(TICO BAN 2008)に集まった世界の名だたるバナナラベル愛好家たち。24時間、バナナラベルにくびったけ……に近かったのは事実ですが(汗)、コスタリカまできてバナナ農場を見ないではおさまらない!
ここコスタリカには、手仕事でバナナを収穫、出荷していた時代の作業場が、商業レベルで稼動している状態で、チキータによって公開されています。エンジンを使わずに、屈強なハーベスターが手で収穫し、ワイヤーに吊るしたバナナの房を、歩いてひっぱって作業場まで運んでいくんです。
サッカー選手のスタイルをしてますが、彼のようなたくましい男性が、いきいき働いてます。カメラを向けるとニコニコ笑ってくれますが、手をとめることはなくいそがしそうでしたね。移動をはじめるとき「そろそろ引いていくからね」と声をかけてくれたのだけど、移動しはじめたら早いのなんのって、あっという間にむこうまでいってしまいました。
ところで、なぜコスタリカが第1回会議の開催地に選ばれたのか……それには、ちゃんと歴史的な背景があります。そもそもコスタリカはバナナ産業の発祥の地。今日、あたりまえのように食卓にバナナがあるのは偶然ではなく、ここコスタリカで最初のチキータ農場が拓かれた、その瞬間にはじまったのです。
チキータ農場のレポートは、まだまだ続きます! GRACIOUS!!
※地震でおなくなりになられた方々のご冥福をお祈りします。お怪我をなされた方々にお見舞い申し上げます。旅行中の数えきれないご親切を思いだしながら、一日もはやい救出と快復を祈っております。